キクチ文具
七夕飾りの作り方
 1.短冊
 七夕に関した言葉−「天の川」「七夕」「織姫」「彦星」などをよく書く。
 現在は、願いごとを書く人たちが多くなっている。
 ・五色の短冊といって、赤、青、黄、緑、紫のいろ紙を短冊の形に
  切ったものを使う。
 ・ 細く切ったところを二つ〜三つ折りにして笹の枝にむすぶ。こう
  すると丈夫でむすびやすい。
 2.吹き流し
・巾は3cm〜15cm位
・長さは2m〜4m位
・市販の曲木のまわりに木工ボンドではる。
・吹き流しは二重、三重にすると、ボリューム感がでて、
 風に吹かれたときは美しい流れとなる。(一番町の大竹
 は四重位にしているところもある)
・張り込んだ上に重ねてはるのもいいし、小さい曲木を中
 に組み入れてもいい。
・曲木のまわりには紙をはるか、折花をつける。
 ・バリエーションとして、輪つなぎをしたり、色ちがいの紙を貼ったり、はり絵や絵を描いて吹き流しの巾
  に切るなど、いろいろと工夫して作ると楽しい。
 ・ 最後に三ケ所以上、ひもを結んで竹につるす。
 3.折鶴
 
 ・ 三百羽〜千羽位折ってつなげる。
 ・ 中間に4cm〜5cmのストローを入れ、糸でつなぎ曲木に結んで下げる。
 ・ 吹き流しと同じように、中に小さな曲木を入れて、それにも下げるとボリューム
  感がでる。
 ・ 糸はタコ糸の細い丈夫なものを使うと良い。

4.投網
・長方形の紙を次のように折ってたがいちがいに
 はさみを入れる。
 (表を外側にして折る)
・大きさによって、5mm〜1.7cmの間隔で切る。
・折ったものを元の通りに広げて中心を糸で結び、
 下げる。
5.屑篭

・投網を逆さにしたものがくずかごで、作り方は
 投網とまったく同じ。
・紙が薄いときは二枚にすると丈夫。
 (七夕作りで出来た紙くずを中に入れるため)
・ 切り込みは1.2cm〜1.5cmくらいではさみを入れる
 とよい。
 6.巾着
 
・形、大きさはあまり決まっていないので、好きなように
 作ってよい。
・大きいほど見ばえがする。(手頃なサイズは縦30センチ
 横40センチ位)
・ふちの部分を、袋と別の色で組み合わせてもきれい。
・出来上がったら、中に紙くずを入れ、紙のリボンをつけ
 てつるす。
 7.紙衣
 ・ 簡単な作り方と本格的な作り方を紹介します。
 
紙衣の本格的な作り方
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   仙台七夕を彩るもう一つの飾り
 8.くす玉
 くす玉は、伝統の七つの飾りの中には入っていませんが、今は出来上がりがきれいなので、たくさんの人が作っています。
 くす玉を考案したのは、仙台市に住む森権五郎さんという方でした。昭和21年ころ、まだ復興もおぽつかないある日のこと、森さんは庭に咲く美しいダリアの花に目をとめました。そして思ったのです。「この花を七夕飾りに利用できないか」…と。さっそく、きれいな京花紙をかごに付けて二つ合わせ、丸くして飾ってみました。これが仙台のくす玉の始まりです。以来、その華やかさにひかれて、いつしか吹き流しとともに七夕の主流となりました。
 ・材料は、京花紙というやわらかい紙で作る。
 ・7〜10枚の紙を重ねて折り、中心を細い針金で
  結び、それを一枚ずつ開いて 花のようにする。
 ・竹で作ったかごに、間隔を少しつめてつける。
 ・模様を出したいときは、京花紙を半分、あるいは
  1/4にして作ってもよい。
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